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歌の力

私はこの一週間、教職課程の必須事項である「介護実習」という研修に行ってました。今日は最終日でした。

5日間を通して、職員の方々の動きがとても勉強になりました。車椅子から普通のイスへの移動のさせ方や、入所者への声のかけ方、学ぶことが多かったです。

私が担当したユニットは特に認知症の度合いが高いユニットだったということで、なるほど初日は入所者に声をかけてもプイッとそっぽを向かれました。
しかし最終日には、「今度はいつ会えるの?」という言葉をかけてもらえるまでの関係を築くことができました。



この「介護実習」の最終日に、ミニ演奏会を行いました。メンバーは私を含めて4人。全て歌です。

曲目は
・幸せなら手をたたこう
・朧月夜
・夏の思い出
・いざ立て戦人よ
・紅葉
・涙そうそう
・赤とんぼ
・ふるさと
・茶摘み
・若者たち(アンコール)

「入所者の方々が一緒になって歌える曲」というコンセプトのもと、この編成になりました。中には入所者からのリクエスト曲もあります。



演奏会が終わってみると、涙を流されている方々が数名いらっしゃいました。
「涙がでてくる。」
「感動した。」
「すごく楽しかった。」
そんな温かい言葉をもらって、ミニ演奏会は無事終了しました。



最後の研修を終えた後、私たちは所長の前で、研修で学んだこと・感じたことを発表しました。

仲間の発表を聴く限りでは、最初は苦労したものの、最終日になって入所者の方との別れに心を痛めていたように感じました。私の所感は、冒頭で説明したとおりです。

そして私たちの発表が終わった後、所長の話が始まりました。その話の中で、”どうしても伝えておきたいことがある”ということで所長が私たちに聴かせてくれた話を紹介します。

「ここ数週間、他のグループの方々も同じように演奏会をしてくださいましたが、今日の演奏会が一番盛り上がっていたように思います。そして今日行われた演奏会で、私は大きな感動と発見をしました。それは重度の認知症である○○さんが、手を叩いて楽しまれていたことです。この方が手を叩くという活発な行動を取ったのは、今日が初めてです。私は職員にビデオカメラを持ってくるように言いました。ご家族に見せるためです。実は○○さんは、ご家族や私たち職員の間でも、とにかくお世話の大変な方でした。まして手を叩いたりすることは考えられないことでした。ビデオを見たらご家族の方々はきっと喜んでくれるはずです。○○さんがあんなに活き活きとしていらっしゃったのですから。歌って、本当に素晴らしいですね。歌の力が持つ計り知れない可能性を、今日は目の当たりにしました。」

この話を聴いて、私は純粋に「歌やっててよかった。」と思いました。

歌は、記憶をよみがえらせる力を持っているのではないでしょうか。私も「あの紙ヒコーキくもり空わって」とか「明日への扉」とか聴くと、無意識に小学生の頃を思い出します。

また、歌には歌詞(言葉)がありますよね。それも記憶を呼び覚ます要因の一つなのかもしれません。

今日は寂しさと温かさを同時に味わえた素敵な日でした。

疲れも溜まってます。しっかり休もうと思います。

それでは、また明日お会いしましょう!



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